著作権をしっかり守って、音楽ビジネスの可能性を広げませんか?
「著作権登録」とは?
音楽をはじめとする著作物は、作品を創作した時点で自動的に権利が発生します。しかし「文化庁への登録」を行うことで、その権利をより明確に示すことができ、将来的なトラブルや紛争を未然に防ぎやすくなります。
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登録のメリット
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権利者を公的に証明するエビデンスとなり、模倣や侵害の抑止力に
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ライセンスや譲渡など、取引を円滑に進めるうえでの信用力向上
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もしもの訴訟時にも、有力な証拠として活用
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海外での著作権保護について
日本国内のみならず、ベルヌ条約をはじめとする国際条約により、多くの国で相互に著作権が保護されます。海外での活動や配信をお考えの方も、国内登録の有無が証拠として役立つケースがあります。
音楽作品の「著作権」と「著作隣接権」
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著作権
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作詞や作曲をした方が持つ権利で、複製や公衆送信など幅広い範囲をカバーしています。
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著作隣接権
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音源を作ったレコード製作者や、歌手・演奏者などの実演家が持つ権利です。
音楽ビジネスでは、この両方の権利関係を整理することがとても重要です。
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【STEP1】文化庁への著作権登録
登録の流れ
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書類の準備
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申請書の作成、楽譜・歌詞などの証拠資料の準備
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文化庁への提出
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書類を郵送またはオンライン申請
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審査・登録完了
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文化庁による審査後、数週間〜数か月ほどで登録が完了
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費用・期間の目安
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費用:申請の種類や件数によって異なり、数千円〜1万円程度
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期間:およそ数週間〜数か月
【STEP2】JASRAC・NexToneなど管理団体への作品登録
音楽著作権管理団体(JASRAC・NexToneなど)に登録すると、テレビやラジオ、ライブ会場、カラオケ、ストリーミングサービスなどで楽曲が使われた際の使用料を代行徴収・分配してもらえます。
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会員登録→作品届出のステップで、管理を委託する楽曲を申請
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海外の管理団体とも連携しており、海外での使用にも対応可能
【STEP3】著作物使用許諾(ライセンス)手続き
音楽作品を企業や個人が利用したい場合は、権利者からの許諾(ライセンス契約)が必要です。
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お問合せ・交渉
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使用希望者と、権利者または管理団体・レコード会社等がやりとり
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ライセンス条件の決定
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使用範囲、使用料(印税・ロイヤルティ)、期間や地域、著作権表記など
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ライセンス契約書の締結
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双方が合意のうえで署名・捺印(または電子契約)
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トラブルを防ぐために
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使用範囲や報酬条件が曖昧だと、後々「契約外の利用」や「支払い遅延」などの問題が起こりがちです。
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事前にしっかり契約書を取り交わすことで、リスクを最小化します。
行政書士ができること・できないこと
行政書士として「できること」
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文化庁への著作権登録や管理団体への登録書類の作成・提出を代行
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ライセンス契約書のドラフト作成サポートや必要書類の整備
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その他、官公署に提出する書類(許認可申請など)の作成・代理申請
行政書士として「できないこと」
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著作権侵害などの裁判手続き・法的紛争の代理人としての交渉
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弁護士でなければ行えない深い法律相談・交渉や訴訟対応
ポイント
万が一のトラブルや法的紛争が発生した場合は、弁護士への相談が必要です。
当事務所では、必要に応じて他の専門家とも連携し、スムーズにサポートできる体制を整えています。
まとめ & サポートのご案内
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著作権登録で権利を明確化
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管理団体への登録でロイヤルティ収入の機会を拡大
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ライセンス契約書でトラブルを予防し、安心の音楽ビジネスを
当事務所では、これらの手続きをワンストップでサポートいたします。「どうやって手続きすればいいか分からない」「契約書の書き方が不安」など、お気軽にご相談ください。
あなたの大切な作品を守り、さらなる活用につなげるお手伝いをいたします。
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音楽クリエイターやレーベル、企業さまの著作権を守り、安心して作品を広められるよう、行政書士がしっかりサポートいたします。ぜひお気軽にご連絡ください。