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山崎行政書士事務所

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以下に、静岡県および静岡市における産業廃棄物処理関連の手続きを表形式で整理し、必要書類や条件、提出先、および書類作成時の注意点を含めてまとめてみました。

手順

手続きの種類

必要書類や条件

提出先

注意点

1

産業廃棄物処理業許可申請

事業計画書、施設図面および設備の詳細、環境保全措置計画、防火・防災計画、事業者の財務情報、事業者の経歴書

静岡県環境部または静岡市環境局

施設図面は認定された専門家による作成を推奨。環境保全措置計画は地域の環境基準を満たしていることを確認。事業計画書は詳細かつ実行可能性の高い内容で構成。

2

産業廃棄物収集運搬業許可申請

運搬車両の登録証明書、運搬ルート図、安全管理計画、運転手の資格および研修記録、事故対策計画

静岡県環境部または静岡市環境局

運転手の資格と研修記録は最新のものを提出。運搬ルート図は地域の交通規制を考慮して作成。安全管理計画は事故発生時の対応策を明確に記述。

3

産業廃棄物保管業許可申請

保管施設の図面、保管方法の詳細、防火・防災対策、浸出水管理計画、保管施設の周辺環境調査報告

静岡県環境部または静岡市環境局

浸出水管理計画は地下水や周辺環境への影響を最小限に抑える内容を含むこと。保管施設の図面は正確に作成し、防火・防災対策は最新の基準に準じること。

4

許可の更新申請

更新申請書、近年の事業報告、環境保全措置の更新情報、新しい事業計画案、実施した研修と改善措置の記録

静岡県環境部または静岡市環境局

更新情報は前回の許可からの変更点を明確に記載。許可の有効期限前に提出を完了すること。事業報告は実績とともに問題点や改善策を具体的に示すこと。

5

事業計画変更届出

変更届出書、変更された事業計画の詳細、変更による環境影響の評価、改善措置の詳細

静岡県環境部または静岡市環境局

変更の内容が環境に与える影響を詳細に評価し、必要に応じて対策を検討。事前に相談会を開催することを推奨。

6

積み替え保管申請

積み替え保管申請書、保管施設の位置と図面、積み替える廃棄物の種類と量、保管期間と管理方法、安全対策計画

静岡県環境部または静岡市環境局

積み替えの理由とプロセスを明確に説明。保管期間は法的な規定を超えない範囲で設定。安全対策計画は具体的な事故防止策を詳述すること。

7

優良事業者認定申請

認定申請書、環境管理実績報告、顧客満足度調査結果、事故発生率と対策の記録、継続的な改善活動の記録

静岡県環境部または静岡市環境局

認定を受けるための基準は高く、継続的な環境保全活動と高い顧客満足度が求められる。環境管理実績報告は客観的データをもとに詳細に記述すること。

8

廃業届出

廃業届出書、廃業理由の詳細、施設撤去計画、廃棄物の処理完了報告、環境清算計画

静岡県環境部または静岡市環境局

廃業後の環境負荷を最小化する計画が必要。撤去計画は専門家の意見を取り入れて作成。廃業理由を具体的に記載し、関連書類はすべて揃えること。

9

廃棄物処理施設設置申請

設置申請書、施設設計図と建築計画、環境影響評価書、地域社会との協議結果、環境保全措置計画

静岡県環境部または静岡市環境局

地域社会との協議は透明性を持って行い、住民の意見を積極的に取り入れる。詳細な環境影響評価は専門家による支援を受けることを推奨。

10

環境影響評価申請

評価申請書、詳細な環境影響評価書、公聴会の実施結果、提案される環境保全措置、関連する科学的研究とデータ

静岡県環境部または静岡市環境局

公聴会は適切な告知を行い、開催する。環境影響評価書は包括的に関連データを反映させる。提案される環境保全措置は具体的かつ実行可能な内容であること。





未来を守り、事業を進めるお手伝いをします

私たちの行政書士事務所では、産業廃棄物処理業者様のニーズに対応するため、専門的な法的サポートを提供しています。産業廃棄物の適切な管理と処理は、環境保護だけでなく、法規制の厳格化により事業の持続可能性にも直結します。私たちは、許認可申請の支援から法規制の遵守、契約書の作成とレビューに至るまで、あらゆる手続きをスムーズに進行させるためのお手伝いをします。

法的課題をクリアし、ビジネスを加速

産業廃棄物処理事業を始めたい、または事業拡大を図りたいとお考えの企業様には、最適な解決策を提供します。許認可の取得が初めての方や、環境法規に照らし合わせて事業計画を見直したい方には、専門的な知識と経験を持つ私たちが全力でサポートします。私たちの目標は、あなたの事業が法的な問題に阻まれることなく、円滑に運営できるよう支援することです。

環境と共存する持続可能なビジネスモデルを

産業廃棄物の適正処理は、法的義務であると同時に、社会的責任でもあります。私たちは、産業廃棄物処理業者が環境と調和したビジネスを展開できるよう、法的観点からのアドバイスと具体的なサポートを提供します。事業の成長と環境保護を両立させるお手伝いをし、より良い未来への一歩を一緒に踏み出しましょう。




産業廃棄物処理事業の許認可手続き


ステップ

説明

事業計画の策定

産業廃棄物の収集・運搬、中間処理、最終処分のいずれかに基づく事業計画を策定。内容には事業の詳細、施設の設備、処理方法、安全対策が含まれる。

必要書類の準備

事業計画書、施設図面、安全管理計画、環境影響評価書、経験者リスト、事業場の位置図、資金計画などの書類を準備。

許認可申請

収集・運搬業者は市町村へ、中間処理・最終処理業者は都道府県の環境保全部門へ申請。

審査プロセス

提出された書類に基づき、事業の環境影響、周辺地域への影響、施設の安全性、財務健全性が評価される。

許認可の発行

審査を通過した場合、許認可証が発行される。許可証には許可された事業の範囲、条件、有効期限が記載される。

事業の開始

許認可を受けた後、産業廃棄物の処理事業を開始。定期的な報告や監査が求められる。

更新と変更の申請

許認可は一定期間ごとに更新が必要であり、事業内容に変更がある場合は変更申請を行う。

この表は、産業廃棄物処理事業の許認可手続きの各ステップを明確に示しております。

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