南国気分まっしぐら！ ハワイアンフルーツパンケーキで大満足

登場人物

• 川原（かわはら） 夕実（ゆみ）

  30代OL。パンケーキ好きで、特に“ふんわり系”に目がない。

• 大石（おおいし） 航（わたる）

  夕実の同僚。甘党ではないが、珍しいメニューには興味津々。

• 店長・横山（よこやま）

  八景島シーパラダイスのカフェ「メレンゲ」の店長。ハワイアンテイストのパンケーキが得意。

• “トロピカルマニア” 金井（かない）

  フルーツを使った南国系スイーツを各地で探し回る謎の人物。ふわっとしたパンケーキには目がない。

第一幕：ハワイアンフルーツパンケーキの誘惑

「わたる、八景島シーパラダイス行かない？ そこの“メレンゲ”ってお店で“ハワイアンフルーツパンケーキ”があるらしいよ！」昼休みのオフィスで、川原夕実が声をかける。

「八景島？ まぁ水族館もあるし、行ってみるか。ハワイアンフルーツパンケーキって何が入ってるの？」大石航が疑問をぶつけると、夕実はSNSの写真を見せながら「マンゴーとかパインとか、トロピカルフルーツがたっぷり乗ってて、パンケーキがふんわり柔らかくて絶品って評判！」

「へえ、南国気分になりそうだね。じゃあ行こう！」

第二幕：八景島シーパラダイスの「メレンゲ」へ

週末、二人はアトラクションや水族館を楽しんだあと、“メレンゲ”を探してランチタイムに向かう。海のそばにあるお店は明るく開放的で、ハワイアンミュージックが流れている。店長の横山が「いらっしゃいませ～！ ハワイアンフルーツパンケーキ、まだありますよ！」と勧めてくる。

「じゃあ二つください！」夕実がウキウキで答えると、航も「たっぷりフルーツなら楽しみだな」と笑みを浮かべる。

第三幕：謎の“トロピカルマニア”登場

店内の席に着き、注文を待っていると、隣のテーブルに座る男性がこちらに興味津々の視線を送っている。やがて話しかけてくる。

「お二人さん、ハワイアンフルーツパンケーキ頼みましたよね？ 実は私、金井といいます。“トロピカルマニア”って呼ばれてまして、南国系フルーツを使ったスイーツを探し回ってるんです。ここも評価高いって聞いて！」

「トロピカルマニア…すごい専門ですね…」夕実は笑いつつ、「でも私もフルーツ好きなんで、楽しみです！」と親近感を抱く。

第四幕：いざ実食！ ハワイアンフルーツパンケーキ

店員が運んできたパンケーキは、こんがり焼かれたふわふわ生地が2～3枚重なり、その上にはマンゴーやパイナップル、キウイ、ベリーなどが山盛り。さらにホイップクリームやメイプルシロップが添えられて、見た目からして南国気分。

「わあ、色鮮やか！ いただきまーす！」まず夕実がナイフで切って一口。「ん～～！ パンケーキがふわっとしてるし、トロピカルフルーツが甘酸っぱくて爽やか！ 本当に“ふんわり”だね！」

航も食べてみて、「ほんとだ、軽い食感でペロッといけちゃいそう。フルーツの酸味があるから重たく感じない！」と驚き。

第五幕：マニアの熱狂

隣の金井が「うわー、やっぱりマンゴーの甘さとパインの酸味が最高ですよね！ ホイップクリームも生地も、くどくならないバランスが素敵！」と興奮気味。店長の横山は遠くから「ありがとうございます！ トロピカルフルーツを厳選して甘さと酸味のバランスにこだわりました！」と答える。

第六幕：幸せと満足

二人は一気に食べ進め、「フルーツたっぷりだから何となく罪悪感がないね」と笑い合う。「うん、甘いのにヘルシーな気がしちゃうのが不思議…」「パンケーキもふわっとしてて、本当につらくないよね。何枚でも食べられそう！」

第七幕：爆笑のフィナーレ

レジで会計を済ませると、店長の横山が「ありがとうございました！ また新しいパンケーキも出す予定なので、ぜひ来てくださいね！」と見送る。「はい、楽しみにしてます！」と二人は笑顔で店を後にする。

外に出ると、海風が心地よい八景島シーパラダイス。「あー、楽しかったねー」と振り返ると、店内で“トロピカルマニア”金井が店長に「この次はパッションフルーツとか使わないんですか！？」などと熱心に聞いているのが見える。「また濃い人がいたね」と笑い合いつつ、「パンケーキもフルーツも最高だったわ！」と満足顔で帰る。

ハワイアンフルーツパンケーキ――ふわふわ生地と南国フルーツが織りなす爽やかな甘酸っぱさで、八景島シーパラダイスの思い出をさらに甘く彩る。今日も「メレンゲ」には、その魅力に惹かれた人々の笑いと満足が広がっているのだ。

（終わり）